診療のご内容MEDICAL

鼻レーザー治療

鼻閉に対する日帰り手術

レーザー治療とは

アレルギー性鼻炎では、鼻から吸い込んだ花粉やアレルギー物質が、まず下鼻甲介という鼻の入り口近くのヒダに付着し、アレルギー反応が起こって粘膜が腫れ、鼻がつまったり、くしゃみが出たりします。
当院のレーザー治療は腫れた部分の粘膜を痛みの少ない炭酸ガスレーザーで焼灼することでアレルギー反応を起こりにくくしています。

鼻レーザー治療について

レーザー治療器

鼻レーザー治療は、保険も適応される治療です。手術時間も30分程度ですので日帰りで受けることができます。
スギ・ヒノキ花粉症の方は、6月から12月までの花粉飛散前に実施することで、つらい花粉症の時期に不快感を軽減することができます。
お薬でも改善が難しい重度の鼻詰まりの方や、軽症でもお薬の飲む量や日数を減らしたい方、妊娠中や授乳中などで薬の服用をあまりしたくない方、症状はあるけれど忙しくて耳鼻科に通えない方に推奨しています。

このような方におすすめです

  • 鼻づまりが年中続いている
  • 妊娠中や授乳中などで薬の服用をあまりしたくない
  • 長期間薬を飲んだり点鼻薬を使用したりしているが、改善しない
  • 症状はあるけれど、忙しいので耳鼻科に通えない

治療時期

スギ・ヒノキのアレルギー性鼻炎の方は花粉症シーズン中以外の6月~12月が効果的です。
また、イネ科のアレルギー性鼻炎の方は初夏や秋以外で症状が落ち着いている時期に治療を行うことをおすすめします。
ダニ・ハウスダストによる通年性アレルギー性鼻炎の方はいつでも治療が行えます。

治療効果

花粉症のシーズン中以外に治療すれば80%以上の方に効果があり、個人差はありますが、1~数年は症状が改善されます。
鼻中隔の弯曲が強い方は手術が困難な場合があります。

料 金

保険適応になりますので、3割負担の方は1万円程度となります。

鼻レーザー治療の流れ

診 察

手術を受ける前に一度ご来院いただき、レーザー手術ができるかどうかを診察させていただきます。
(鼻中隔の弯曲が強い方は手術が困難な場合があります)

手術当日

  1. 鼻に局所麻酔のスプレーを行い、麻酔薬を浸したガーゼを鼻の中に入れ麻酔が効くまでお待ちいただきます。
  2. 麻酔が効いているのを確認し、レーザー治療を行います。(片側5~10分程度)
  3. 出血が無いことを確認して手術終了です。

※手術は水曜日午前中にしております。

定期受診

しっかりと内服することができ、副作用などの心配がなければ2週間後に受診いただき、
その後は1か月に1回の定期受診となります。